あれこれ

ご無沙汰です。すっかりサボってすみません。先週から通常業務に戻ろうと決め、まずはお掃除からはじめて、それで撮りためていたドラマのビデオなんかも気になって、子供達と一気に見てしまって、失礼していたお手紙やメールのお返事をして、それでようやく今週から仕事も練習も頑張るぞ!!と気合を入れているところです。

今年の夏休みは、ほんとうに何もしませんでした。勇気を持って休みましたが、こんなに長期間仕事も練習もしなかったのは、産休以来ではないでしょうか。関係の皆様、ありがとうございました。

今日はいろいろ書きますが、まず、島のこと。

7月の三宅島滞在は良い経験になりました。今次女の自由研究を手伝いながら、あらためて
(え?今頃?夏休み終わってますけど・・・)
行ってよかったと思います。
もう少し滞在していたかった。どうしても休めなかった大学の実技試験さえなければ、あと一週間いられたのにと少々愚痴。

島の生活は東京生まれの私には想像付かず、ただの観光客だったわけですが、島の人々の生活に関わっている夫は、さぞ難しい思いをしているだろう・・・という気配も感じることができました。

島の情報は、最近は新聞やテレビでも取り上げられ、2000年の全島避難から10年目、帰島5周年の今年、何とか島の活気(生活)を復興させようと、様々な方たちが動き、「島は頑張ってる」と私たちにも伝えられています。では実際、島では・・・・・が問題です。

東京都三宅島であるこの島、大きさは山の手線ぐらい、人口は2700人。小中学校ひとつ、高校ひとつ。村役場と東京都の支庁がある。

夫はデスクワークのほかに、人々の暮らしをよく知り、触れ合うことも重要な仕事のようだ。村のお祭りや、介護施設のお祭りなどにも、招待されて参加する。
むしろそちらの方が重要な任務のようにみえる。


噴火は約22年ごとに繰り返されてきました。前回の噴火は火が出ず例外的な噴火活動だったため次回の予測は難しいそうですが、おそらくすでに近いうちに・・・・・です。
まだガス活動のために前の家にも戻れず、新しい家を建てるにも収入を得る仕事に付くのも難しく、年齢は高くなり・・・そして新しい家を建てたって、またもしかしたら・・・・と、私だったら思ってしまう。

でも、島のお母さんは、それが三宅島なのさ~っと、58年の噴火後に新築した家を、今度は2000年の噴火で失い、帰島後にさらに別の土地に新築した家で(子供の頃から噴火のたびに家が変わっているそうです)笑って言っていました。すごい。

そんな村の暮らしを、外の者がどうやって支援していけるのだろうか。
これは、外から見て考えているよりも、中に入って行動している人にはとっても難しい問題であるようだ。。。。と何も言わないが感じます。


5年離れていた間に、畑は荒れ、ガスで植物は枯れ、山はまだ立ち入り禁止、機械は止まり、代々続いた味は断たれ、すべてが一からスタートしている様子が、観光であってもわかりました。

そのかわり、島の自然はすばらしい。5年間放置されたお陰で自然の美しさが蘇ったのです。

ぜひこの自然を見に出かけて欲しいと思います。釣りや海もぐりに興味のない人も、崖のぼりに興味のない人も、野鳥に興味のない人も、お洒落なペンションも、美味しいレストランもないけれど、それでも圧巻の大自然と地球のエネルギーをきっと感じるはずです。

ちなみに、健康な方であれば(喘息など心配な方は要相談)ガスはぜ~んぜん心配はないです。風向きで硫黄臭さがある時もありますが、高濃度地区もふつうに通過することができます。

58年の噴火で埋没した集落。死者はゼロ。さすが危機管理ができている。しかし持ち出せたものはないそうだ。
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噴火前の写真の右下が小中学校です。現在の溶岩の写真の向こうにコンクリートの残骸が見えるのが校舎のあとです。学校によって溶岩がせき止められた形になっています。

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2000年の噴火は例外的に溶岩が地表に出ず地面の中を移動した。噴火は水蒸気爆発。まずは大量の灰、その後大量のカスを吐き出した。そして子供たちの秋川高校での集団避難生活、全島避難に至り、カバンひとつで島を出て5年も帰れなかった。
神社もこの通り灰に埋まっている。
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by saori-kitamura | 2010-08-30 16:06 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(0)

ソプラノ歌手 北村さおりの日常あれこれと音楽活動のご紹介。 


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