伝えるのは難しい・・・2


あちこちで聞きかじった呼吸法、発声法やら発音法・・・言葉に縛られて、真面目に勉強して、知れば知るほど頭も体もがんじがらめになってしまったようでした。


ベルリンでの不自由な生活のなかで、考えることよりも感じることが先になったころから、いろんなことが分かるようになったような気がします。
友人のこと、音楽だったり、季節だったり、風景だったり、そして自分の体や感情も。

考えるよりも先に心と体が反応してしまうと自分でコントロールするのが難しいけれど、コントロールも頭ではなく体で対応できるようになるといいな~と、今は思っているところ。

こんな話をすると、まるで精神世界の話をしているみたいだけれど、あくまで舞台で必要な、歌を舞台で歌うために必要な話。

感じることが上手い人は、レッスンや他の歌手の感覚を掴むのが上手いし、自分の感性を舞台上でお客様に発信するのも上手く、お客様から帰ってくる反応を掴むのも上手い。そんなわけで、相乗効果で上手になっていくのではないでしょうか。

しかし有効に体を使う為には、感覚だけではやっぱり足りません。

頭で理解したことを、感覚と結びつけることによって、またはその逆によって、自分の言葉、自分の感覚、イメージを作りだします。

声を頭に響かせる・・・・・を実行しようとする時、頭の構造を知っていれば、なおイメージが確かなものとなりやすいのではないかと思います。筋肉、神経も知っているに越したことはありません。



つづく・・・
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by saori-kitamura | 2007-03-17 18:07 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(0)

ソプラノ歌手 北村さおりの日常あれこれと音楽活動のご紹介。 


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