対話

台風が通り過ぎました。
リサイタルで歌った「出会い」の歌詞のように、頼みもしない天のほうきが街中を掃き散らかしていったみたい・・・・な今日。

水曜日、雨の中、運転免許の更新に府中の試験場へ。そう・・・残念なことに今回は「試験場」にて更新のための2時間講習を受けた。雨に濡れた服や靴が、異常に冷え冷えのエアコンで冷やされ寒い。
それでもって、飲酒に絡む事故の悲惨さを訴えた、これまたさむーいドラマを見て、違反点数の計算など、とにかく寒い話をたっぷり聞いて、ようやく免許更新。こんなに寒いなら・・・次回は絶対ゴールドだ!!もうここには来ない!!と、心に誓う。

木曜日・・子供達のピアノのレッスンと、私の練習のために通ってきてくれる直ちゃんは、台風のためお休み。お休みにして大正解。夜に夫を駅まで迎えに行ったときは、運転が恐いぐらいの大雨で・・・・・。

今日、金曜日は大雨を心配して朝から夫を駅まで車で送ったが、すでに雨は大分落ち着いて、心配していた登校時間にはほぼ通常の雨・・・。PTAの当番だったので交差点にて黄色い旗をもって見守り活動。
その後、横浜の矯正歯科へ。しか~し横浜線と京急線のダイヤは遅れに遅れて、やっとこさ京急富岡まで辿り着く。

こんな今週・・移動時間と待ち時間、思わぬ空き時間に一冊の本を読んだ。

<対話>のない社会・・・・中島義道

サブタイトルは、思いやりと優しさが圧殺するもの

内容を一言で述べると・・・日本人は対話が下手。お上(上層)からのお達しに黙って従うことや、和を重視、心の探り合いのような会話によって対話のない社会になっている・・と言っている・・・みたい。とにかく「標語」とか「注意書き」とかアナウンスが嫌いらしい。とにかく、自分以外は世の中、みんな「アホ」と「バカ」と言わんばかり(いやはっきり言ってるのかな、?)の論説に、途中で読むのが嫌になり、それでも、わからないことはない・・と思いながら、確かにそういうこともある・・と、前向きに・・・すっ飛ばしながら最後まで・・・がんばってきたのに、

読んでいない方(読んだ方もいるかしら・・・)には、わからないので申し訳ないが、あとがきでカチン!ときた。


この方は、氏曰く、ドイツ語や西洋・ドイツ哲学を国立大学で教えて「血税」を食いつぶしてらっしゃる。
その責任として、その職業に誠実であるために、日本と西洋文化に精通している者の責任として、社会的有用性のない安易な職業についてメシを食っている者の「罪滅ぼし」として、

街の放置自転車をなぎ倒しながら歩き(違法と知りながらとめている奴も、「違法だ」と、世にも迷惑な看板やビラや放送を街中にばら撒いて善良な市民に迷惑をかけているのに、肝心な自転車を即刻撤去しない行政も悪いから)、対話の出来ない人間は、知性が低く、その代わりに空気を読んで「黙る」ことを身に付けたマイノリティーだと言い、この方に「無謀な発言」を投げかけられても、対話してこない同僚や同職者を扱下ろしている・・・

と、おっしゃる。

いったいこの方・・・・・ドンだけご自分が偉い人間だと思ってるのでしょう

私だって、読者のあなただって・・・何かしらの専門を持ち、ましてそれが西洋文化と関わっていたりしてて、そして教育に携わる者だったりしますよね・・・・

でも、自転車をなぎ倒して歩いたら、違法放置自転車がなくなるなんておもわないけどな・・
そして、この人に「ありがとう」・・とは・・・・


かなり、かなり、カチンと来ました。

私もかなりこの方に近い思想の持ち主だと思って読んだんですけど・・・
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Commented by オリーブ at 2007-09-08 13:20 x
とても興味深いタイトルですし、"思いやりと優しさが圧殺するもの”というサブタイトルも気になりますね。

"分かり合える”ということは、不可能のようですし、いろいろな人達がいるから新たな何かが、生み出されるようですので・・・。

ちょっと失礼な言い方になるのでしょうが、”さびしいよ~~~!!”っていう、ご本人の内なる声が聞こえてきそうな・・・。
by saori-kitamura | 2007-09-07 18:13 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(1)

ソプラノ歌手 北村さおりの日常あれこれと音楽活動のご紹介。 


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