鑑賞日記
2007年 09月 10日
昨夜は「シュガーー&スパイス 風味絶佳」をテレビにて鑑賞。
原作は山田詠美。もちろん原作はすぐに読んだ。読んだ後、世の中の景色が変わって見えた程、心の引っかかる一冊だったので映画も楽しみにしていたが、つい見逃してしまっていた。
それにしても、主演の柳楽優弥は大した役者だ・・・・。一瞬の表情が写真のようにパシャリと記憶に残る。
やられた~・・・・・
映画を見終わった後、思わず原作をもう一度読み直してしまった。
原作の世界が実に美しく膨らんでいた。
ただ、まるで24時間テレビのドラマで流れるような音楽が、まあ、柔らかでほのぼのとしていて文句はないが・・・・ちょっとしらけないでもなかったなあ。ゆばーばそのまんまのグランマの毒消しには、このぐらいの味加減が必要だったのかも。
気に入った場面はいくつもあった。映像がきれいだ。原作を読んだ時の改行や行間の心地よさやゆとり、間・・といったものを、壊さず映像で補ってくれていた。かなり好印象。
監督:中江 功
テレビドラマ出身の人だけど、彼のドラマ作品のなかに「眠れる森」があった。
このキムタクと中山美穂のこのドラマ、映像も主演の2人も美しく、気に入ってみていたドラマだった。
・・・・「寂しい時は手を動かしているのが一番だろ?」
寂しい?そうか、これは、寂しいという気持ちだったのか。胸に詰まった絡まった塊を解きほぐしたら見えて来そうだと、不安に感じた正体は、それだったのか。
「一日に一度は寂しいと思うことって、人を愛するこつだろう?」・・・・
風味絶佳なキャラメルを舐めながらのグランマと志郎のやりとり。好きなところ。
・・・・男はタフで優しくなくてはいけない・・・問題はどこでタフになり、どこで優しくなるべきなのか・・・
女の子は「シュガー&スパイス」
ほんのり切ないラブストリーでした。
そしてCD鑑賞の感想も。
リタ・シュトライヒの芸術(10枚組み)を友人から借りて聞いている。何を歌っても、暖かく心地よく幸せにしてくれる歌声。近年の歌手の上手さ、巧みさとは別のもの。
その友人が、最近また別のCDをプレゼントしてくれた。とある日本人大御所歌手のもので、その歌声は、リタ・シュタライヒと同じような、癒しがあると気付いた。
やはり、愛される歌手とは・・・・・上手いだけじゃない。
原作は山田詠美。もちろん原作はすぐに読んだ。読んだ後、世の中の景色が変わって見えた程、心の引っかかる一冊だったので映画も楽しみにしていたが、つい見逃してしまっていた。
それにしても、主演の柳楽優弥は大した役者だ・・・・。一瞬の表情が写真のようにパシャリと記憶に残る。
やられた~・・・・・
映画を見終わった後、思わず原作をもう一度読み直してしまった。
原作の世界が実に美しく膨らんでいた。
ただ、まるで24時間テレビのドラマで流れるような音楽が、まあ、柔らかでほのぼのとしていて文句はないが・・・・ちょっとしらけないでもなかったなあ。ゆばーばそのまんまのグランマの毒消しには、このぐらいの味加減が必要だったのかも。
気に入った場面はいくつもあった。映像がきれいだ。原作を読んだ時の改行や行間の心地よさやゆとり、間・・といったものを、壊さず映像で補ってくれていた。かなり好印象。
監督:中江 功
テレビドラマ出身の人だけど、彼のドラマ作品のなかに「眠れる森」があった。
このキムタクと中山美穂のこのドラマ、映像も主演の2人も美しく、気に入ってみていたドラマだった。
・・・・「寂しい時は手を動かしているのが一番だろ?」
寂しい?そうか、これは、寂しいという気持ちだったのか。胸に詰まった絡まった塊を解きほぐしたら見えて来そうだと、不安に感じた正体は、それだったのか。
「一日に一度は寂しいと思うことって、人を愛するこつだろう?」・・・・
風味絶佳なキャラメルを舐めながらのグランマと志郎のやりとり。好きなところ。
・・・・男はタフで優しくなくてはいけない・・・問題はどこでタフになり、どこで優しくなるべきなのか・・・
女の子は「シュガー&スパイス」
ほんのり切ないラブストリーでした。
そしてCD鑑賞の感想も。
リタ・シュトライヒの芸術(10枚組み)を友人から借りて聞いている。何を歌っても、暖かく心地よく幸せにしてくれる歌声。近年の歌手の上手さ、巧みさとは別のもの。
その友人が、最近また別のCDをプレゼントしてくれた。とある日本人大御所歌手のもので、その歌声は、リタ・シュタライヒと同じような、癒しがあると気付いた。
やはり、愛される歌手とは・・・・・上手いだけじゃない。
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オリーブ
at 2007-09-12 18:13
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私は、”寂しい”というより、”哀しい”と思うことが多くなりました。”生きていること”の、あるいは、”生かされていること”の哀しさとでもいうのでしょうか。 映画 ”エデット・ピアフ”を今から楽しみにしています・
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saori-kitamura at 2007-09-12 20:24
このお話は、18歳の少年の話ですからね~。まだ哀しさは・・・。
ところで、リサイタルのアンコール曲。ピアノソロの。プーランクの即興曲で
「エディット・ピアフをたたえて」とタイトルがついてるんですよ。
ところで、リサイタルのアンコール曲。ピアノソロの。プーランクの即興曲で
「エディット・ピアフをたたえて」とタイトルがついてるんですよ。
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オリーブ
at 2007-09-14 09:15
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maeちゃんからその曲のMDをいただき、説明書を読んでちょっとびっくりしたところです。このような偶然がよくあるのです。
by saori-kitamura
| 2007-09-10 10:21
| あれこれ・・・
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Comments(3)