その3 信頼と感謝

今年も残すところあとわずか。今年を振り返りきらないうちに年を越してしまいそうなので、ここらで急いで更新に努めましょう。

私が日々心の平安を感じることが出来るのも、我が家のお助けマンたちのお陰。
日々感謝なのだが、この一年を振り返り、改めてその大いなる恵に心から感謝を申し上げたい。

まず、家族編。

夫・・・・私が「楽になった」と思っているように夫も感じているのかどうか、それはわかりませんが、幸い現在は勤務時間が一定している職場にいるお陰で家族の時間は充実している。お互いに出来た余暇は一緒にテレビを見たり、映画を観たり、本を読んだり、ワインを飲んだりして過ごし、その内容について話し合ったり、教えあったり、良い相棒となった。しかし、お互い自室を持っているので、そこへ引きこもっている時には干渉なし。もともと家事は分担制だし、お陰で家にいるだけで十分遊んでいる気分になれるので、忙しくて何も出来ない・・という以前のような圧迫感が無くなった。ある時夫が「自分に自信が持てるようになった」と言った。やはり夫も今年「変化」したのだろうか。夫婦は同じ様に時間を生きているものなのね~。
最後に・・・夫よ、いつもネタにして悪いねえ~、来年もよろしく。

娘達・・・・まだまだ子供なので目を配っていないとダメなのだが、たまに(いや、しょっちゅう?)私のボケで忘れ物をしたり、寝坊をしたりしてもママのせいにしない。「ママは信用ならん」「自己責任」と言うことをわかっている。家のお手伝いも本当に自分達が働かねば家の中は回らないと言うことをわかっている。お互い(私と娘たち)疲れているときやイライラする時は不条理なことでケンカする。そして私が勝つ。かつてはそんなとき夫に当たってたかも。でも大人同士じゃケンカになんないんだなあ・・・。頼りになる娘達である。

母・・・嫌いな家事がある。夫もしない、娘達もまだ出来ない・・となると、いつになっても母の出番。近すぎず遠すぎずの距離に住み、一緒に音楽を楽しむ友でもある。

娘達の担任・・・・
2人とも男の先生。厳しくやさしい先生方。2人ともクラス運営がうまく、親への連絡が少ない(良い意味で)頼りになる先生。子供の学校生活に時には心配もあったが、先生は、本人にも親にも構い過ぎず、いつの間にか子供たちは自分で解決しているようだった。

娘達のピアノの先生・・・
小さいときは私がピアノを教えていた。でも、忙しいのに・・・わざわざ時間を割いてるのに・・・・・とイライラは募るばかりで、きちんとは教えられなかった。
帰国後、私の歌の稽古も合わせて、定期的に伴奏者のNちゃんに家に通ってもらうようになった。娘たちは、N先生との約束や、N先生との楽しい時間のために練習をするようになって、ついでのようにピアノもぐんぐん上達。毎日の練習をさぼり気味の時、わたしはN先生を口実に嗾けることが出来るので、娘との関係に大きな亀裂をきたすことなく、他人事のようにかかわれるのでよい。演奏活動に忙しいピアニスト自身が、わざわざ教えにきてくれると言うことが彼女達の大きな意欲になっているのを感じる。私とNちゃんが練習している様子と本番の演奏を知っているので、アンサンブルが好きだし、人前で演奏するのも好きだし、練習の意味がわかっていると思われる。ピアノが毎日規則正しく稽古できるようになったら、勉強やお手伝いも日々のスケジュールとしてドッキング。親としては大きな収穫である。お稽古事と言うのは、こういうことが大事なんですね。Nちゃんありがとう。

友人達・生徒さんたち、ご近所さん、いろんな人たち・・・
レッスンに通ってきてくれる生徒さんたちやコーラスの仲間。人生の先輩方や、ママ仲間の彼女達は、良く笑い、良く喋り、いろんなことを教えてくれる。そして大変意欲的に学ぶ。ピアノを弾きながら、または指揮をしながら楽譜を眺めることで、私もとても勉強になる。
 ある青年の生徒は、夏休み、子供の勉強を何度か見てくれた。
小学校に遅れて入った次女は、学校の生活も少し遅れぎみ、忘れ物が多く、宿題もしてなかったようだった(親が聞いても無いと言う)。その青年は勉強の間じっと側に座っていてくれて、算数を見てくれたけど、何をどうしたと言うこともないようで・・・。他の日にはあちこち遊びにも連れて行ってくれ、すっかり信頼関係を築き上げたようだった。すると、娘は一人で机に向かえるようになり、算数に取り組むようになった。親以外の人とのかかわりって大事なんだな。子供にとっても、親にとっても。
 

信頼できる人と、頼ったり、頼られたり、教えたり、教わったり、叱ったり、叱られたり、出っ張ったり、凹んだり・・・。

仕事の仲間も然り。

その柔らかな営みの中は暖かい。その中では、流動的姿でいることが自分を支えることとなる。


いま、こう書きながら想像した「人々と交じり合い、もたれ合い、暖かく柔らかな飴状」の私の姿。歌うときに感じる「空間に支えられる私」のイメージに重なるな・・・・。
「支え」とは、一見固そうだが、実はとても柔らかいものなのだ・・・。
なるほど・・・

すべての人に感謝。
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by saori-kitamura | 2007-12-26 14:21 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(0)

ソプラノ歌手 北村さおりの日常あれこれと音楽活動のご紹介。 


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