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大晦日に

今年も残すところあと数時間。帰国してからはあっという間。特に12月は飛んでいきました。

今年を振り返って・・・・・

いろいろありました。ありすぎて書ききれません。

たくさん歌いました。

ドイツでの演奏を含めると、今年も多くのお客様に歌を聞いていただくことが出来ました。12月のリサイタルでは、演奏の出来はまだまだ未熟でしたが、自分の表現したかったことをやり遂げることが出来て、またひとつ手ごたえを得ることが出来ました。

この頃、だんだんと、自分のやりたいことが見えてきたような気がしています。私の音楽は、舞台の上にあると思っています。私は本番に弱く、演奏家には向いていない・・・かもしれませんが、でも、そこを克服しなければいけない!!と強く思うこの頃です。

わたしは、歌手でありたい。

しかし、歌職人ではなく、芸術家でありたい。表現する者でありたい。感じるものでありたい。

しかし、声あっての歌手である。いい声に、訓練された技術に感性が注ぎ込まれて、やっと芸術と言えると信じている。


来年も、臆せず、挫けず、目標に向かって邁進していきたいと思っています。

来年の目標は、また、新年のご挨拶として発表することに致しましょう。

それでは、皆様良いお年を!
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by saori-kitamura | 2006-12-31 17:04 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(0)

歌い納め

26日はトナカイの出演日でした。

たくさんのお客さんに。。。と言いたいところですが、クリスマスの次の日ですからね・・・。残念ながら2ステージとなってしまいましたが、私のお客様もいらしてくださり、そして子供達と夫も来てくれて、今年の歌い納め、楽しくバリバリ歌ってきました。

お客様が少ないときは、「皆で盛り上がろー!!」と、アットホームは雰囲気で、それはそれで楽しんでいただけるように頑張るので、お徳かもしれません。

次回は1月5日。初営業日ですので、たぶんお客様いっぱいでしょう。
しかも、共演者がすごい。

メゾ・ソプラノの諸田広美さん。文化庁在外派遣員のおひとりでローマから戻られたばかり。ベルリンの我が家にも遊びに来てくれた、尊敬する仲良しさんです。

ホームページはこちら。http://www.hiromimorota.com/

そして、バスの小野和彦さん。芸大ではひとつ先輩でしたが、当時から何度も共演をさせていただき、そして趣味と話の合う数少ない歌い手の1人で、今は大学院博士課程の博学歌手。フランス語をはじめ、何ヶ国語も操ります。最近、名古屋で共演させていただきました、おひげの方です。

ピアノの浅海由紀子さん。彼女はトナカイのベテランピアニスト。何でも弾きこなすプロ中のプロ。


間違いなく3ステージあります。6時開店。6時40分ステージ開始。2度の休憩を挟んで、10時までバリバリ盛り上がりましょう。

こんな日は、私達自信が楽しくなっちゃって。。。仕事を忘れて、盛り上がって歌っちゃうんですよね~。大サービス間違いなし!

ご予約はお早めに・・・・・。
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by saori-kitamura | 2006-12-28 22:00 | 演奏会で歌った後に・・ | Trackback | Comments(2)

新納洋介ピアノ・リサイタル

クリスマスの夜に、東京文化会館小ホール。


私も子供のころはピアノを習っていた。ちゃんと毎日弾いて、お稽古に通っていたのは小学生の間だけですが・・・。弾けている間は楽しかったのですが、ある時から、ぱたり・・・と楽譜が読めなくなったのです。それまでは、暗譜も早かったし、込み入った楽譜であっても、指の動作が分かって、曲が頭に入れば、練習は苦でなく、直に弾けるようになった。なのに、中学の半ば辺りから楽譜を見るとどうやって弾くのか考えてしまうようになって、練習が面倒になってきてしまった。特にバッハ・・・・。(今思えば、同時期頃から数学もわからなくなった気がする・・・・それまでは分からない人のことがわからなかったのに・・・)高校入試のあとに練習したドビュッシーは、その時はまだ何とか弾けて、発表会にも出たのだけれど、暗譜ができなくて本番も間違えて、半べそだった。そして、ピアノはさようなら・・・・・。高校2年の時、音大に進学の話が出た時も(実は数学と物理がまったく分からず、理数系の大学への進学を諦めて・・・と言うか先生にも促されて)、ピアノはまず無理・・・・と、迷わず声楽へ。その後、副科としてピアノのレッスンはあったけれど、今では、発表会のドビュッシーの楽譜を見ても、どうやって弾いたのか・・・・数小節も弾けない・・
ちんぷんかんぷん。

今でもピアノは好き。でも、弾いているうちぽろぽろと声部が抜け落ちていき、旋律だけになり、口三味線になり、、、エアギターよろしく、エアピアノ。弾けてる気分を味わっている。

さて昨日のプログラム。

ベートーベン:ピアノソナタ16番
・・・私は弾いたことのないソナタだった。17番テンペストほど強烈なテーマではなく、解説にあるように軽快でサロン的。(しかし、それはベートーベンにしては・・サロン的といえるが、決して軽やかに心弾む音楽と言うわけではなかった。やっぱりベートーベンのソナタなのだ)
新納君のベートーベンはスタイルがいい。いや、何が良くて何が悪いのか良く知らないから、私には素敵に聞える・・と言うべきかな。余計な飾りはなしで、音符をクリアーな音色と、確かなリズムとテンポで聴きました。

シューベルト:4つの即興曲90番
・・・・ここ最近、私のピアノにもずっとこの曲が置いてある。好きな曲だ。ゆるぎなく音型が繰り返され、そこに描かれ、流れていく旋律とハーモニー。シューベルトの歌曲のピアノパートは、まさしくシューベルトのピアノ曲であり、歌曲の多くの場合、ピアノパートを理解し、優先し、流れに身を任せることで、歌がスムーズに行く。

ブラームス:ピアノソナタ第3番
学生の頃、ピアノ科の試験曲でよく聞いた・・難曲である・・というイメージの曲。私はピアノの低音が好き。特に、低音でトリル・・というのは、ざわざわ、ぞわぞわ・・っときてたまらない。なので、シューベルトのトリルでもぐっときて、ブラームスの若くて骨太な中、低音の響きで完全にやられました。
新納君も渾身の名演。ちょっと力押し・・ってな感じもあって、響きが足りない・・と思うところもあったのだけれど、どうなのだろう・・・・端正な響きで弾かれてしまったら、逆につまらなかったのかも。

彼の前回のリサイタルを聴いたのは、2005年の帰国記念。その際のショパンも記憶に残っている。彼の演奏は小手先でない、なにか心に引っかかるものがある。
秘密はちょっぴり分かっているけれど、ここではあえて言わないことにしよう。私が歌で試そうとしているものと同じだから。
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by saori-kitamura | 2006-12-26 14:47 | 演奏会に行った後に・・ | Trackback | Comments(3)

クリスマスおめでとうございます

クリスマスいかがお過ごしですか?

我が家は家族で楽しくパーティーを過ごし、子供達がベッドに入ったところです。
昨日録画した「バービーのくるみ割り人形」をみながら、ビーフシチュー、サラダ、生ハムやクリスマスかまぼこのオードブル、子供達がクリームや飾りを担当したケーキなど、子どもの喜ぶメニューでディナー。大人はドイツの「赤頭巾ちゃん」と言う名のゼクト(スパークリングワイン)のトロッケン(からくち)で乾杯。う~ん、やっぱりおいしい。ドイツのワインは甘いと思われていますが、いいワイン(と、いってもめちゃくちゃ安いですけど)は辛口もあるんです。安いワインはみんな甘口。

去年は、家族そろって『くるみ割り人形』をベルリンで見たんだな~。夢みたい・・・今となっては。

昨夜から今日の夕方まで、子供達は祖父宅で過ごし、帰省していた姉や母からプレゼントを貰ったり楽しく過ごした様子。ご機嫌で帰宅。

私達夫婦の昨夜は映画にコンサートに・・・・何本も溜まった録画をシャンパンと共に鑑賞。今日は、また、庭の手入れ。槙も柘植も山茶花も大きくなりすぎて我が家の脚立では鋏が届かない。そうしたら、ななめ向かいのお宅が背の高い3本足の脚立を貸してくれました。
ほんとうに、優しいご近所さんばかりです。

私は処分したい竹や南天の根、低木など掘り起こし、子供達が欲しがっている花壇完成に向けて肉体労働に励みました。

園芸の知識はまったくないし、木の名前もわからないのですが、なんとなく父がしていたことを思い出し、ご近所の手入れの行き届いた素敵な庭を観察?!して、こんな感じ??と自己流で楽しんでいます。でも、松の手入れはむずかしいし、手間が掛かりますね・・・手は松脂で汚れるし、落ちた葉の掃除も大変だし。

明日は、小学校は終業式。クリスマスなのにかわいそうだけど、ここは日本。ドイツみたいにクリスマス休暇・・とは行きません。

さて、今年は我が家にもサンタさんが来るかな????

あっと、それから教会へは???えっと・・・・・・です。
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by saori-kitamura | 2006-12-24 23:46 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(1)

上智短期大学クリスマスコンサート

昨日は短大でクリスマスコンサート。

いつもの大教室のパーテーションが取り払われ、2つの教室、廊下が一体となった立派な会場が出来上がってました。高低可動式の教壇が舞台として組み立てられて、スポットライトも用意され、準備してくださった職員、先生、学生達に感謝。

朝からリハーサル。共演の湯川晃、黒木直子、両氏に、キャンパスからの素晴らしい富士山の眺めを自慢したかったのですが、残念ながら雄姿は雲の中でした。

音楽を受講している学生達にも1曲ステージに上がって歌って貰いました。クリスマスメドレーを2部合唱で。みんな綺麗に歌ってくれました。

学生達と、先生たちの前で歌うことは、ちょっといつもと違ったプレッシャーでした。
でも、学生達がとても綺麗に歌ってくれて、ちょっと鼻が高くなりました。

学生達に私が望んでいることは、歌唱技術を上げて美しく歌うことでもなく、鑑賞した作品を分析する音楽的知識を身に付けることでもなく、芸術を愛し、生活に取り入れて、社会に出た後も楽しんで欲しいと言うこと。演奏に参加するもよし、もっぱら聴く専門もよし、スター歌手やイケ面ピアニストを追っかけるもよし。

しかし、古典と言われるもの、オペラでも、バレエでも、歌舞伎でも、文学でも、決まりを知らなければ楽しめないこともいっぱいある。おちを知ってるからこそ楽しめる、決まりがあるから、違反が面白い・・などなど。


そんなところはちょっぴりヒントを差し上げて、後は興味を持った方は自分で公演に足を運んで知識を広げて頂戴ネ・・・・・と、言うのが私の役目。


つまりは、自分のためにやっているわけです・・・・・・。

若者にせっせと音楽の種蒔き。そして彼らが将来、我ら芸術家を支えてくれますように。

ゼメ制のため、週に2度、たった半年のお付き合い。それでも学生達の心に残る授業を心がけて頑張っています。
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by saori-kitamura | 2006-12-21 11:17 | 演奏会で歌った後に・・ | Trackback | Comments(1)

トナカイご招待券のプレゼント

昨夜、オペラサロントナカイから連絡がありまあして・・・

今月の私の出演日、予約が少なくてさびしいので、お客さんに声をかけてください・・とのこと。
クリスマスの次の日だものね・・・でも、まだまだ忘年会時期ですし、パアーッといきたいところです。

私もこのステージで年内歌い納めですので、滅多に聴けない(歌わない)

「さおりのオペラ・アリア」
バンバン歌います。

私も毎月楽しみなんです。まだ私の歌曲しかお聞きになったことのない方は、ぜひ、トナカイへ。

そう・・これは、トナカイに来てくださったお客様のみの特権です。

そういえば、前々年も、歌い納めと、歌い初めがトナカイで、オペラハイライトで盛り上がりました。

今年も来年初営業日に出演です。おめでたーくいきたいと思っています。


12月26日(火)
出演:北村さおり 近藤宏美 平本英一 神保道子

1月5日(金)
出演:北村さおり 諸田広美 小野和彦 浅海由紀子

営業時間等、トナカイホームページへどうぞ。

さて、この両日ともに
1万円相当のペアセットメニューご招待券を1組様にプレゼントします。
チャージ、ワンドリンク、おつまみがついています。お食事をご希望の方は別途お申し込みください。パスタ単品等はリーズナブルなお値段からご注文いただけます。

ぜひぜひ、お友達、ご家族と、大事な人とオペラなひとときをお過ごしください。
お待ちしております。お申し込みは非公開コメントにてお願いします。
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by saori-kitamura | 2006-12-19 11:13 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(0)

そよかぜアンサンブルの皆さん

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指揮は吉川健一さん
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by saori-kitamura | 2006-12-17 21:16 | 演奏会で歌った後に・・ | Trackback | Comments(4)

Cari amici

今日は元八王子小学校で歌ってきました。PTA会長さんが純心高校時代からの友人なので、演奏会を企画して呼んで下さいました。

音楽室に、子供達とお母さん達。

共演は、バリトンの吉川健一君、ピアノの黒木直子ちゃん。

「Cari amici おしゃべりコンサート」

健ちゃんとは、健ちゃんが高校3年生、私が純心短大の補手をしている頃、八王子由井吹奏楽団の仲間として知り合いました。健ちゃんはトロンボーン、私はフルート。私は八王子市立由井中学校、健ちゃんは日野市立の中学校出身で、年代も大分違うけれど、たまたま先生の転勤でブラスバンド部の顧問が同じになったのです。そして、健ちゃんが八王子の高校に通っていたことも重なって、由井吹でめぐり合った訳です。お互い将来一緒に歌うことなど、まったく思いもよらず、音楽好きなアマチュアとして市民バンドで楽しく演奏していたわけです。

そして、ある日、歌の演奏会のお客同士で再会、そして、さらに二期会の入試でイタリア帰りの健ちゃんに再会。それはそれはびっくり。その後は、お互い切磋琢磨をくりかえし、二期会「魔笛」で同時にデビュー。縁があります。

[Cari amici]とは親友の意味。以前、一緒に八王子で演奏する機会があり、その時に名づけたのですが、その演奏会は流れてしまったので、今回が、Cari amiciとしては初公演。

私達も仲良し、そしていらしてくれたお客様も同級生とか、ご近所さんとか、おじちゃん、おばちゃん、知らない人でも八王子の音楽好き仲間・・・・・といった具合、みんなAmici,友達だ!!

そんな気持ちを込めて名づけました。

これからも、地元を大切に、地元で楽しいコンサートをする機会を増やしたいと思っています。

ぜひ、歌って、喋って、笑って、泣ける・・・そんな私達の演奏を聴いてください。ホームコンサート、学校コンサート、サロンコンサート・・・どこへでも行きます。ご連絡ください。


そして、今度の土曜日は、私が指導を受け持っている

「レディースアンサンブル そよかぜ」の、クリスマスコンサートです。近所の奥様方が参加しています。私の実母も参加してます。みんな仲良しで楽しく歌っているんですよ。

私が留学中は、健ちゃんが私の代わりに指導を受け持ってくれました。このコンサートには、豪華なことに2人とも指揮として参加します。

そして私達2人も歌います!!

片倉台自治会館 1時半からです。

ご近所の方は、ぜひ、いらしてください。
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by saori-kitamura | 2006-12-13 18:00 | 演奏会で歌った後に・・ | Trackback | Comments(1)

もうひとつご紹介

ベルリン芸術大学のピアノの先生

パスカル・ドヴァイヨン先生のホームページ。http://www.pascaldevoyon.com/

留学中に2度も演奏の機会を下さった、優しいフランス人の(でもワインではなく日本酒好きらしい・・)先生。

生徒さんたちの写真がたくさん紹介されていて、とってもアットホームで学生達を大事にしていらっしゃる様子が分かります。

ちなみに私のお相手は、理夏子先生ではなくて、京華ちゃんでした。みんなソロも、アンサンブルも立派な生徒さんたちばかりです。

こちらも、ベルリンに行きたい人は必見。大学内のホールで毎日何か行われている演奏会は、みな入場無料。でも、素晴らしい演奏ばかり。要チェックです。
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by saori-kitamura | 2006-12-13 11:38 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(0)

音楽の雑記帳

10日(日)、代々木上原のけやきホールにアンサンブル・ヴァリエを聴きに行きました。
トロンボーン、ソプラノ、ピアノソロ、マリンバソロ、と、盛りだくさんのお楽しみコンサートでした。
お目当ては、マリンバの荒木美栄さん・・・・我が家にとっては「たっくんママ」もしくは「みつはしママ」。ベルリンで苦労を共にした三橋家の奥様だ。

マリンバの響きはぐっと心にくる。心にザワザワーと響いてくる感じ。ロサウロというブラジル人の作品と、ホヴァネスというアメリカ人の作品を聴きました。
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by saori-kitamura | 2006-12-12 00:57 | 演奏会に行った後に・・ | Trackback | Comments(1)

ソプラノ歌手 北村さおりの日常あれこれと音楽活動のご紹介。 


by saori-kitamura
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