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友人の出演オペラ

東京シティオペラ協会公演
「魔笛」

このところ共演の機会が多いテノールの渡辺公威君がタミーノです。
興味のある方、
私まで連絡ください。

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by saori-kitamura | 2007-03-31 22:21 | 演奏会ご案内 | Trackback | Comments(0)

指も切りました

木曜日、玄関リフォームしました。下駄箱が新しくなりうれしい。

金曜、ヒーリングサロンに行きました。ヒーリングって何?私も良くわかりませんが、行きたいと思ったのでいきました。単にマッサージと思って行っても気持ちよいところです。
もともと歌手は感覚的なことが好きな人も多く、整体、気功、エネルギーワーク・・・・とはまって行く事も多いよう。体を使った仕事だし、芸術なんて得体の知れないものを追い求めている私達・・・なんでもござれなのかもしれない。
さあ、すっきりしたぞ~なんかいいことあるかな~。

土曜、靴を並べ、花を飾り、玄関を片付けました。
玄関前に歌壇を作りビオラを植えました。かわいく出来て大満足。

その隣で2階に届くまでそびえる木を見上げて・・・・

ああ・・・・・気になるな~花の終わった山茶花・・・・・剪定しなきゃ・・でもな~・・・
ちょっとだけ、手の届くとこだけちょこっと・・・・・・・・・

ちょいちょいっと・・・・・(ちょっとだからと、軍手はなぜかはさみを持つ右手だけに・・)

ぎゃ~~~~~~

指切りました・・・剪定ばさみで・・・・・・指の腹・・・・

大慌て・・・・・・・

土曜の夕方・・医者はどこがやっているのか・・・・・

近所の医者が開いていることが判明、夫は留守・・・自力で運転、医者へ。

縫いました・・・・情けない・・・・。よかった、指は曲がる。また、ピアノは弾けそうだ。

怪我といえば・・
まだトナカイの店へ降りる裏の階段から落ちた時の、右足の腫れも引かない・・・
その時はお客様に心配かけたのに、今度は指に包帯で月曜出演だわ・・・・

階段から落ちた時は恥ずかしくて書けなかったが、こうなるとかえって開き直る。

ヒーリングじゃなくて、お祓いが必要か・・・

「いやいや、おっちょこちょいな性格の問題ででしょう」

久しぶりに電話で話した友人の言葉・・・・・・。

その通りです。
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by saori-kitamura | 2007-03-31 21:54 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(0)

髪を切った

日曜日、髪を切った。朝食を食べながら、子供達が髪を切ってとってもかわいくなった・・・と、はなしていたら、
夫が「ママも切っちゃえば・・・・」  「えっ・・・・・・・・・・・・」


(私も髪を切ればかわいくなれるのか・・・・・・・・???)

私としては、ようやく伸びてちょっとゴージャス系な縦ロールが出てきたところだったので、もったいないかな~と思いましたが、かわいくなるなら♪っと決心。

近所の美容院に行きました。混んでました。ほんとに近所のショッピングモールにある美容院だったので、少年達や、おばちゃんたちと一緒に順番待ち。

初老のダンディーな美容師さんが担当。

「ほんとにいいんですか?この縦ロールがお似合いなお洋服をお召しだし、雰囲気をお持ちです。失礼ですがご職業は?」
「はい・・・・歌手です・・・・・」
「では、海外なども行かれるのでしょ・・・」
「はい・・・ベルリンなんぞに行っておりました・・・・・」


こんな会話。さすがベテランはすごいわ~と感心。私は相変わらずすっぴんに、いつもの部屋着でお買い物スタイルだったのに・・・・・。

カットの最後に「ついでに眉も整えましょうか?」と聞かれ、ちょっと恥ずかしい思いも・・・。

数年ぶりの美容院、たまにはよいものでした。せっかくだから短く・・・ってこんなところでケチったことを考えまして、とっても短くなりました。それでも、クリクリしちゃう私の髪、アンテナいっぱい立ってますけど、寝癖じゃないのでお間違えなく。
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by saori-kitamura | 2007-03-27 21:28 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(4)

八王子由井吹奏楽団 定期演奏会

八王子由井吹奏楽団第20回定期演奏会

2007年4月1日(日)
八王子市民会館(JR八王子駅南口徒歩10分)
13:00開場 13:30開演

指揮 山口れお 小浜徹

組曲「カルメン」
サモン・ザ・ヒーロー
フェスティバル バリエーションズ
ニューシネマパラダイス
などなど

入場無料



度々登場する「夫」。何をする人かというと・・・・・普通の勤め人。私らの言うところの「かたぎ」の人です。

でも、趣味でずいぶん長いことブラスバンドをやっています。担当はホルン。私も中学の部活でトロンボーンをやっていました。夫と私は同じ中学で(年はちょっと離れてますが)、その部活のOBバンドとして発足以来、メンバーの多くは入れ替わり立ち替りしながら、今回で定演20回目だそうです。

おめでとう~!!

私はどこまで出ていたのかしら・・・・・・・。最後はフルートで出演したのよね・・・たしか。

夫は残念ながら仕事の忙しかった年があり、1回欠席。

夫の同級生には20回全出席の可能性のある仲間もいるそうです。夫の年代の長老組みは仕事も忙しいし、東京にいなかったり(自分で飛行機操縦してやってくる人も?!)、海外組みもいるので、なかなか当日のスケジュールをあわせるのは難しいみたいですが、すごいこだわりようでしょ~。

若者達に支えられ、それに負けじとすごーいこだわりで頑張り続けるおじさん達のパワーもみなぎる定期演奏会、ぜひお越しください。

1部は、吹奏楽曲としておなじみの曲。
2部は、ポップスでノリノリ。夫はエレキベースを担当。
3部は、カルメン組曲を、オリジナル編曲で演奏します。
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by saori-kitamura | 2007-03-26 19:15 | 演奏会ご案内 | Trackback | Comments(1)

あなたの手のひら

昨夜は星野富広さんと、仙道作三先生作曲の「あなたの手のひら」コンサートでした。

曲がなかなか馴染み難い作品で、稽古に苦労。当日もピアニストに頼んで最終確認をしっかりと。それでも恐い~~~。

星野さんが舞台上で朗読をしてくださることになっていたので、歌詞を間違えないように楽譜は置く事にしていましたが、それでも、絶対言葉を見違えたらいけない・・・というのは、私にはかなりのプレッシャー。

星野さんはとってもユーモアがお好きな方で、お顔の表情もいつもにこやかで、とっても温かな空気の方でした。

朗読を聴いてから歌いだすのですが、星野さんの朗読を聞くのは初めて、正直、歌うのが難しかった。星野さんの朗読、仙道先生の作曲、私の声・・・・・全てが違和感なくホールに響き渡るように、その場その場で考えながら歌いました。自宅で勝手に想像して作った歌は、あんまり役立たなかったような・・・・。

お客様は、一曲ずつ挟まれる星野さんの朗読を目を閉じて、星野さんをじっと見つめて、目の奥に何かを見ているような遠い目をして・・・・それぞれの味わい方で聞いた後、照明が落ちて鳴り出すピアノと歌をどんな風に聞いてくださったのだろうか。

星野さんの朗読の余韻を邪魔しないように、されど歌曲としての世界も広げるべく、お客様と一体となり共感を呼ぶように、時にはつぶやき、時には敢えて言葉を立てず音楽を優先させ、時には喋り、時には泣いて歌いました。朗読が終わるたびに舞台の照明が落ちてスポットに変わる変化は、作者の元にいた言葉が一気に聴衆それぞれのイメージの世界に入っていく手助けをしてくれたたと思う。音楽という媒体と得て、多くの方が既にお持ちである詩画集の詩とともに描かれた絵に思いをはせ、または朗読によって呼び起こされた自分の経験や感情に思いをめぐらされているように思えました。

舞台にいながら聴衆でもあった私自身もその1人であり、歌によってそれぞれのイメージを邪魔することもなく、共に朗読をかみ締め、共に感動を味わう時間でありたいと思いました。

細心の注意で臨んだ演奏でしたが、事故はやはり起きました。でも、演奏のテンションは落ちませんでした。自分でも知らないうちに間違えていたので、そのまま自然なテンションで、自分を信じて歌いました。だから、作曲の先生には申し訳ないけれど、やってしまった!!という後悔は大きくなく、充実感の残る演奏となりました。
(だけどやっぱり作曲家も詩人も一緒に舞台に乗る演奏会は怖いな~・・)

聴きにきて下さった皆様、ありがとうございました。

 
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by saori-kitamura | 2007-03-23 18:06 | 演奏会で歌った後に・・ | Trackback | Comments(2)

サロンコンサート

日曜日の午後、パルテノン多摩のサロンコンサートに行きました。

趙静のチェロに松本和将のピアノ。2人ともベルリンで学び、ベルリンにもいるのだけれど、私はまったく出会えませんでした。

もうすっかりおなじみの若い2人、演奏を聴いたのは初めて。

JINGはどんなに豪快な弾きっぷりなのだろうか、と、勝手に想像していたが、実に流れの良い自然な演奏でした。
チェロのソロ演奏はほとんど聴いたことがなく、特にリサイタルなんて行った事なく、奏者も誰もが知っている大物4人ぐらいしか名前が出てこない。これでは評価の仕様もないのだけれど、音楽は直感に任せ、まずは基本、見た目から観察。
チェロって素敵ね~・・・・・・色っぽいわ。JINGはあごの長さほどの前髪を耳にかけ後ろ髪と一緒に結んでいたが、だんだん前髪が落ちてきて、傾いた顔に流れるように揺れるのです。実に色っぽかったです。

ブラームスのソナタ、ショパンのソナタを聴きました。音楽はチェロってだけで、おお~!!てな感じで感動してしまって・・・・・。

プログラムの半分は松本君のソロ。
松本君の見た目は~・・・・・・・。まあね。彼はじっくり音楽を聴くと致しましょう。

リストのバラード・・・立派でした。後半に行くにしたがって、カレの音色が出てきたような気がしました。つまり技術もあるけど、音がきれい。きれいな音好きな私なので、耳がそっちに傾きやすいのかも知れませんが。

そして楽しみにしていた吉松隆のプレイアデス舞曲集。
すっごく心地よくて、柔らかくて、キラキラしていて、幾層にも重なる透明な物に、朝日だったり、夕日だったり、月明かりだったり、光が屈折しながら通り抜け、反射した光と影が柔らかく部屋の白い壁を彩っているいる感じ・・・・・とでも言ってみましょうか。そんなポエ~ムなひとときでした。

吉松隆の作品では、以前「デジタル・バード組曲」を聞いたことがある。すっかり魅せられ、それまでは「見たことあるぞ・・」ぐらいの認知度だった名前は、強烈に頭に焼き付いた。

今回も、デジタルバード同様に、微妙なリズムの揺れ、移ろい行く拍が、逆に静寂をも感じさせ、単音の中にさえハーモニーの広がりを感じていく・・というより、見えてくる・・・といった感覚を持った。楽譜を見てみたい。しかし7曲ずつ9巻まであるそうなので・・・・・え~い、それでも大人買いだ~!

演奏が終わりロビーに出る。そこで思わずCD買ってしまった・・・・・本来はjingとデュオのCDを買うべきだろうが。
ついつい勉強の延長でやってしまう、目的の曲だけ取り出して聴くためのCDではなく、CD丸ごとをゆっくり味わう素敵なアルバムだった。いいもの買った♪



ところで、コンサートには夫と出かけたのだか、演奏のバランスで意見が割れた。
夫・・・・チェロの低音をもっと聴きたかったので、ピアノにはもっと押さえて欲しかった。
私・・・・ピアノの響きをもっと聴きたかった

私としては、ソロの音色をそのまま期待してしまったのかも。でも、もしかして譜面台と席の場所のせいもあったかも。下手側の席だったし、譜面台が立つと、当然響きも変わるのでしょう・・・か?

それから、この曲はこんな感じの曲で、こんな風に弾いてやるぜ!!どうだ~いいだろ~?と、ピアノがリードしていく時、逆に音が走らなくなっているような・・・・・・。そこもすっごくアンサンブルとしては良かったんですけどね・・・・・・・。一歩引いて、ピアノの音とチェロの音を聴きながら弾いているときは、音がびゅんびゅんしていたような・・・・・・・。

ああ、チェロ初体験、発見いっぱい。私の疑問ってどうなの?ピアニストの皆さん、教えてください。
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by saori-kitamura | 2007-03-19 22:39 | 演奏会に行った後に・・ | Trackback | Comments(2)

伝えるのは難しい・・・2


あちこちで聞きかじった呼吸法、発声法やら発音法・・・言葉に縛られて、真面目に勉強して、知れば知るほど頭も体もがんじがらめになってしまったようでした。


ベルリンでの不自由な生活のなかで、考えることよりも感じることが先になったころから、いろんなことが分かるようになったような気がします。
友人のこと、音楽だったり、季節だったり、風景だったり、そして自分の体や感情も。

考えるよりも先に心と体が反応してしまうと自分でコントロールするのが難しいけれど、コントロールも頭ではなく体で対応できるようになるといいな~と、今は思っているところ。

こんな話をすると、まるで精神世界の話をしているみたいだけれど、あくまで舞台で必要な、歌を舞台で歌うために必要な話。

感じることが上手い人は、レッスンや他の歌手の感覚を掴むのが上手いし、自分の感性を舞台上でお客様に発信するのも上手く、お客様から帰ってくる反応を掴むのも上手い。そんなわけで、相乗効果で上手になっていくのではないでしょうか。

しかし有効に体を使う為には、感覚だけではやっぱり足りません。

頭で理解したことを、感覚と結びつけることによって、またはその逆によって、自分の言葉、自分の感覚、イメージを作りだします。

声を頭に響かせる・・・・・を実行しようとする時、頭の構造を知っていれば、なおイメージが確かなものとなりやすいのではないかと思います。筋肉、神経も知っているに越したことはありません。



つづく・・・
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by saori-kitamura | 2007-03-17 18:07 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(0)

おさななじみ

今日近くのスーパーで、幼稚園から高校まで一緒だった友人にバッタリ会った。すごく久しぶりだった。

友人は言った。

「さおりのお母さんかと思ったら、さおり本人だった~!!」

そうだよね~・・・彼女が幼稚園のあと家に遊びに来ていた頃の母は、今の私の年ぐらいだもの。

あの頃の母は若かった・・・そして私もすっかり年をとったもんだ・・・・・・・

子どもの頃は父親に似ていると思っていたが、今は嫌になるほど母に似ている・・・・・

ついでに7歳年の離れた姉とも昔はちっとも似ていなかったが、年を取るにしたがって二人の間の見た目の年齢差が縮まって、今は自分でもびっくりするほど顔も喋り方も似ている。

ふしぎだな~。
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by saori-kitamura | 2007-03-14 00:27 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(0)

伝えるのは難しい・・わたしにとって感じることと考えること  ・・・

日本に戻り、以前の生徒達も戻ってきてくれて、ボチボチと自宅でのレッスンも始まりました。

しっかし、本当にレッスンは難しい・・・・。伝えたくても言葉に出来ないものもたくさんある。
ホントは教えたくない私だけの感覚も、何とかお互いの共通語を見つけつつ伝えようと努力してみるものの・・・・やっぱりむずかしい。
感覚で体が覚えたことを、言葉になかなかできないし、正直に言葉にしてみると、まったく馬鹿らしい非現実的な言葉になってしまうから・・・。

ある先生が、歌にも、歌手にも色々タイプがあるけど、君は感性の人・・・とおっしゃった・・・。

頭が足りないってことだったのかも知れないが・・・・。

こんな私のレッスン。
まずは、私の口から出た言葉を体で受け止めて欲しい。
感覚を、感覚で受け止める練習がまずは必要。

技術は理論に元付き訓練できるけれど、身につく、身につかないの差はその人の感性も大いに関係していると思う。

理論を並べたところで、本を読んでも泳げない人が泳げるようにはならないように・・・・・頭で理解しても、体が反応しなければ歌だって・・・・である。

ベルリンでの歌のレッスンは正直挫折感をも覚えるほどに絶好調には程遠かった。
しかし今思うことは、ベルリンで学んだことばかり。

ベルリンで出会ったことが自分にとても大きな影響を与えていて、日本での勉強では気付くことの出来なかったことばかりなのだ。
そのことを、いま、私自身も生徒に教えながら、もう一度自分の言葉で確認し、学び直している。

いくつかの体験の中で最も影響を受けたのが発音法のレッスンで、朗読・舞台語、呼吸法、詩の解釈、はたまた、体のエネルギーワーク、演技・演出などの体に関わること、舞台の上で必要となる全てのことがここではレッスンの対象で、日本にはないカリキュラムである。

本当に素晴らしい先生とめぐり合い、毎週、毎週通って、詩の解釈と詩の朗読を繰り返し、ついでに自分の不安や悩みもぶつけました(音楽以外のことも先生はやさしく聞いてくれて・・)。ベルリン芸大のG女史はいつも、「気持ちを楽に、楽しんで・・微笑が大事」とアドヴァイスくださり、声も体も顔もガチガチの私と鏡の前で微笑みの練習を一緒にしてくださいました。そして詩を声に出して味わう楽しみを伝えてくれた。G先生のほかにも、講習で出会った2人の先生(2人ともG女史の教え子で、主に俳優を対象にしたレッスンを大学でしているそう。お2人とも自ら舞台にも立つ)、たった数回のレッスンなのに私は大きな衝撃を受けました。

つづく・・・
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by saori-kitamura | 2007-03-12 18:04 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(0)

マイルストン無事終了

サントリーホールはほぼ満席近くお客様がいらしてくださいました。

スタッフを務めてくださったのは、音楽、舞踊、演劇などの芸術分野の大御所、文化庁在外派遣の大先輩の先生方。

その方たちから立ち上る、何か、余裕というか、遊びというか、洒落というか・・・そんな雰囲気が漂う空気を感じました。

バレエや詩の朗読が加わっていることもあるし、そのために照明(担当してくださった先生もこの業界の大御所・・・まったく贅沢な・・・)も入り、いつものステージ明かりとはちょっと感じが違う。

進行はいたってシンプル。重唱もない。順々にステージに上り、大きなアリアを歌いまくる・・・という構成は、下手すると発表会か、コンクールか・・・・と成りかねない。しかしそうならないためのほんのちょっとした心がけを、演出のT先生(オペレッタの大先生)は、なにげなく教えてくださったと私は思った。

言葉で何かおっしゃったのではない。別に先生が特別な演出をなさったわけでもないし、もしかしたらいてもいなくても、進行は何も変わらなかったかも知れないと思われるようなお稽古だったが、私達をサポートしようとしてくださるその視線の中に、何かがあった様な気がしました。
T先生だけでない、ダンディーなおじいさん先生(笑)、大先生方の優しい視線と微笑みから・・。

それはやっぱり、エンターテイナーとして舞台に上がるのか、はたまた自分の成果をみせるために舞台に上がるのか・・・・というところにあったのかな~??

どちらにしても、良い歌を歌おう・・・日頃の成果を発表しよう・・・お客様に喜んでいただこう・・・ということには変わりないけど、だけど、ほんの少しだけ、心の持ちようが違うと思う。

私としては、アリア単発からでは難しいかもしれないけど、オペラの楽しみや、声楽の楽しみや、はたまた都心のサントリーホールで時を過ごす楽しみも、なんだか色々楽しんでいただきたいと・・・・・とにかく楽しんでいただきたいと思ったのでした。

今回、偉い大先生方(私の恩師も・・)文化庁の職員さんやこのNPO活動を評価して支援してくださる(かもしれない)文化庁の偉い方やら・・・ちょっと恐いお客様を迎えるにあたって緊張もしましたが、蓋を開けてみれば、実際には出演者の手売りで集まったお客様がほとんどなので、非常に家族的な雰囲気に満たされ、柔らかな空気に助けられしっかりとお客様の方を向いて、お客様に向かって歌ったり、見せたり、語ったり出来たのではないかと思います。

間違えちゃったり、音程が外れちゃったり・・・そんな事故はもちろんありましたが、お客様と一緒に楽しみ、私もお客様によって満たされたコンサートでした。

皆さんどうもありがとうございました。
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by saori-kitamura | 2007-03-10 21:09 | 演奏会で歌った後に・・ | Trackback | Comments(3)

ソプラノ歌手 北村さおりの日常あれこれと音楽活動のご紹介。 


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