<   2008年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧

ただいま

きょうイタリアからもどりました。今回は夫と団体ツアーに参加。二人での海外旅行は新婚旅行以来です。

ツアーは楽でいいですね~。「行く?行けるの?じゃー行こう!!」と衝動旅行。日程はかなりタイトでしたが、集合時間に集まればボケッとしていても連れて行ってくれますし、それぞれの観光についてくれたガイドさんたちのわかりやすい講義!に関心しまくりでした。

イタリアでの感動は、語らずとも・・・ですね。
ミラノから始まったツアーの最終日はローマ。ヴァチカンではミサにもあずかり、夫のこの旅の目的「ピエタ」もたっぷり鑑賞。

ツアー中は毎朝6時からの行動。毎日歩き回って足もふらふら、腰もふらふら。

それでも帰りの飛行機では映画を3本鑑賞。クタクタでの帰宅。

イタリアの歴史、芸術にたっぷり刺激され、さて・・・今年もリサイタルに向けて始動です。

北村さおり ソプラノリサイタル
「小さき花の詩」

7月23日(水)
横浜みなとみらい小ホール 19時開演

そう・・・・ブログの名前をそのままタイトルとしました。
野に咲く小さき花のように・・・されど、みずみずしく輝く歌を・・・生き生きと歌いたいです。

ピアノは長町順史さんをお迎えすることになりました。芸大時代からの長いお付き合いながら組ませていただくのははじめて。同年代ながらすでに「名人芸」と評される声楽伴奏ピアニストです。

ヴィヴァルディからはじまり、お馴染みのモーツアルトの歌曲をお聞きいただき、イタリア近代歌曲からザンドナイの美しい歌曲を1曲お届け。そしてイタリアオペラアリアをどーんとお聞きいただく前半のプログラム。
後半は中田喜直の日本歌曲。そしてめずらしい演奏になると思います。ロシアの作曲家メトネルによるゲーテの歌曲をお届けする予定です。

花にちなんだ歌もいろいろ取り上げてみようと思っています。

どうしてリサイタルを開きたいのかな・・・・どんなコンサートにしたら良いのかな・・・・どんなコンサートにしたいかな・・・・いろいろ考えました。

盛りだくさんですが、梅雨もきっと明けた頃の夏の夜、ホールロビーからの港の眺めや、演奏会前後のお時間もお楽しみいただいて、歌を聴くのがはじめての方でも楽しくて、心地よい時間と空間をお届けしたいと思います。

今テレビでは、真央ちゃんが完璧な演技、思わず涙ぐんでしまった私。彼女の成長ぶりはすごいですね。特に強い本番力。安藤美姫ちゃんもすごい。よくがんばった!!

真央ちゃんおめでとう!!

私も頑張ります!!
[PR]
by saori-kitamura | 2008-02-16 23:41 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(5)

雪 そして 

昨日も雪が舞いましたね。久しぶりのトナカイへ、友人の代役で行ってきました。さすがにお客様は少なかったけれど、だからこそ、いらしてくださったお客様に感謝を込めて頑張って歌いました。

今日も、峠の我が家の庭には結構な雪が残っております。
陽射しには春の気配を感じますが、雪をわたって吹く風は、まだまだ冷たいです。

b0107771_12121317.jpg

b0107771_12123189.jpg


子供たちは大喜びで遊びました。次女がもうすぐ誕生日なので、バースデーケーキを作ったんですって。
その誕生日ぴったりにはパーティーが出来ないので、先日、早めのミニパーティーでケーキを子供達が作りました。本人の希望で、♪マークケーキ。お見せするような出来ではございませんが・・・・(ちなみにスポンジは市販品で)
b0107771_1215144.jpg


先日のポッペアを機会に、自分で言っておいてなんですが「様式感」ってなあに?
イタリアバロック、ドイツバロック、モーツァルト、ドイツロマン、後期ロマン、近代、現代・・・・・
様式かぁぁぁ・・・と、考えて。

歌い手は、ソルフェージュをはじめ、何かと「弱い」といわれてまして、まあ実際のところそうでして・・・・アナリーゼだの、スコアリーディングだの・・・・授業を取りたくても、能力試験でその資格を得ることも出来なかったわけでして、論文だって頑張りましたが。。。。所詮。。。ですし、こんな私ですが、これからどう勉強すればいいんでしょう。

たくさん聴いて、たくさん歌って会得した「感覚」を頼りに、後は「よりわかっている」指揮者やピアニストたちを頼りに、教わっていくしかないんでしょうか・・・・。

お世話になっている皆々様、私の質問攻め・・・どうぞお許しを。今後もよろしくお願いします。

文学、哲学、歴史、宗教、音楽・・・・・。こういう壁に、何かとぶち当たる年頃の私です。向き合う相手は偉大なる芸術家・・・・難しいなあ~。

などど考えつつ、今年のリサイタルが決まりました。4度目となる今回は、気持ちの準備に時間をかけて、リサイタルを開催する意味からじっくり考えて、プログラムも決めました。古典から駆け上って現代の日本歌曲まで、いろいろなものを歌います。それぞれ、心地よい音楽に仕上げていきたいと思います。

近日詳しくお知らせします。

ひとまず、今年も頑張るぞ!!ということで、土曜からイタリアに遊びに行ってきます。
[PR]
by saori-kitamura | 2008-02-07 12:52 | あれこれ・・・ | Trackback | Comments(0)

ポッペアの戴冠

日本オペラ連盟人材育成公演
モンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」

30代前半までの若手歌手達による公演。
ローマ史においては「暴君」として知られる「ネロ」の愛のお話。

お正月にはローマ史のテレビ番組を見たし、マンガ「ギリシャ神話」も読んでいるし、準備万端!朝もぐずぐずと二度寝をし、長いオペラの夜に備えた(笑)

みなさん立派に舞台を務めていました。
演出、美術も明解ですっきり。とてもよかった。ポッペアを見るのは2度目、前回の二期会公演と、ちょっと違うところがあるようだけど・・・・と、二期会公演のパンフレットを引っ張り出す。
礒山先生の詳しくわかりやすい解説によると、普及版、校訂版など、いくつかの版があるそうだ。今回は何版だったのだろう。

オーケストラが雄弁に語るオペラと違い、通奏低音に導かれ、歌手は語り、歌い、演じる。

今回の公演で、物足りないな・・と感じたのは様式感。感情のほとばしりよりも、音楽の姿をもっと見たかった。(たぶん歌手だけではなくて・・・)

美しい声で清々と、句読点できちんと区切り、ことの事情をこちらに伝えてくだされば、後はことはこちらに任せていただきたい。(音楽も・・・)

日本の古典の朗読と同じですかな・・・?。

大体、リアルな感情では、このお話、受け入れられないしね・・・。

音程や、装飾や、あれやこれやの定義が「歌う」ことで流れて行ってしまっては、少々物足りない。難しいのだな・・・ここが。だって、学ぶ機会がほとんどないから。大学時代に、好きな人は個人的に研究団体に属していたけれど、イタリアオペラや、独・仏等の歌曲を学ぶだけで精一杯なのが普通だったし、私の頃はまだ古楽科なども存在しなかったし、バロック音楽をオリジナル楽器で聴けるような、当然共演できるような機会はまったくに近くなかったのだもの。

だからこそ、若手育成公演に取り上げられたのかしら?
羨ましいほど、ステキな機会だったのではないでしょうか。

ちなみにバロックオペラの演出は読み替えが盛んだけれど、私は賛成。面白い。
様式美の世界だから、定義がきちんとしていれば、受け入れやすく、美しいと思えるのだと思う。

オペラの最後、ポッペアの戴冠のシーンで歌われる2重唱は、限りなく美しい。

登場人物たちの、反道徳的言動とは裏腹の結末に?が頭をよぎりつつも、そんなことは昇華された音楽の美しさに納得させられてしまうオペラでした。

友人のこうちゃんが堂々たるネロを演じた。友人達と労をねぎらいに食事に行って、気が付けば午前様、猛ダッシュで最終電車に駆け込んだネロ様と私達でした。
[PR]
by saori-kitamura | 2008-02-02 20:00 | 演奏会に行った後に・・ | Trackback | Comments(0)

ソプラノ歌手 北村さおりの日常あれこれと音楽活動のご紹介。 


by saori-kitamura
プロフィールを見る
画像一覧